cocode note
かけがえのない日常のこと

駐車場で途方に暮れる

 広大な駐車場では、数字や色や絵で自分の車を停めた場所を覚えておく必要がある。赤の45とかB−307とか。大きなショッピングモールの場合は駐車場とフロアを結ぶ階段あるいはエレベーターの位置、自走式で高層の駐車場などは、停めた階も覚えておくのは当然のことである。
 ところがそれを、たまに、忘れる人がいる。私だ。(ちなみに、自分が運転手じゃなければ、覚えていないことはもう少し頻繁かもしれない)
 
 先日は友人を乗せておしゃべりしながら運転してIKEAに行き、おしゃべりしながら駐車場をぐるぐる巡って空いているところを探し、おしゃべりしながらバックして停め、おしゃべりしながら車を降りて、おしゃべりしながら店の入口に向かい、おしゃべりしながら買い物をし、おしゃべりしながら駐車場に戻って来て愕然とした。
 車、どこだっけ?
 冷静になってどの辺を歩いたかなど思い出せばなんとなく分かり、割とすぐに見つけることはできたのだが、薄暗い駐車場で車、車、車、という光景を前にして途方に暮れる一瞬は、じぶんのうっかり加減に絶望的な気分になった。
 でもまだこのときは友人が一緒だったからよかったのだ。

 もっと前のことだが、ひとりで映画を観に行って失敗したときは焦った。
 上映時間に間に合うようにと向かったのに道が混んでいて、シネコンのある大きなショッピングセンターの駐車場に急いで車を停め、エレベーターまで走って、ぎりぎりセーフで映画(「ホワイトアウト」だった)を観て、そのあと、次の用事の為に早く帰る必要があったのだが、気づけばじぶんの車をどこに停めたのか、全く覚えていない。急いでいるのにと、映画の余韻もどこへやら、心臓がばくばくしてしまった。

 それでもまあ、よく行く場所だったのである程度の予想はできた。あれが全く初めての場所だったらどれだけ時間がかかっただろう。外ならばまだいいけれど、薄暗くて広い駐車場は怖い。地下で、さらに機械式だったらお手上げだ。
 
 ああいうとき、何かのボタンを押すと車の上空に「ここだよ↓」なんて表示が出てくれたらいい。車の名前を呼んだら屋根からぴよーんと、びっくりマークもいいな。まあ、そんなふうに楽になったら、ますますうっかり度が増してしまうのだろうな。
posted by sakuraicomments(0) trackbacks(0)  あいづち

いいだべえから端折って

 先日は結局「飯田橋」からほぼJR総武線に沿って下り、「水道橋」「お茶の水」と通過して、終点は
「秋葉原」でした。
 
 東京大神宮から「飯田橋」に戻ったとき、実は私の生まれた病院が駅の向こう側にあるのでそちらの方に行ってみようかと思ったのですが、その前に目についたのが「いいだべえ」(飯田塀?)
 
「あかんべえ」に空目してしまうような字体も含め、当時の武蔵野美術大の学生さんたちによって描かれたそうです。
 ちょっと色あせているし日陰なのでわかりにくいですね。大小色とりどりのくじらが並んでいます。寂しい道ですが、いいだべえに沿って水道橋方面へ足を向けました。
 
 そうしてそのまま、サクライ散歩3原則(?)であるところの、
 立ち止まって迷わないでどんどん歩く。
 
 橋があったら渡る。水を愛でる。
 
 階段や坂道は上る。
 ……にのっとってあっちこっちと歩き続け、途中、神田明神にも寄りまして、
 秋葉原でやっと電車に乗ったのでした。トータル2時間弱かな。
 
 昨年は心身共にまことにぐだぐだでしたが、歩くことにもだいぶ自信が取り戻せました。
 次はどこに行こうかな。
posted by sakuraicomments(0) trackbacks(0)  あいづち

飯田橋から

 今月の有言実行。
「そうだ、東京大神宮へ行こう」(2月7日の日記参照)であります。

 朝のうちあやしかった空も晴れて来たので、お参りは午前中にという、どこかで知った言葉を守って小銭を抱えて出かけました。小銭はお賽銭ではなく、電車賃。あえてsuicaは使わずに、じゃらじゃらとたまってしまった10円玉を使ってしまおうと思ったのです。
 最近の自動販売機は小銭の投入口が広く、割とアバウトに入れてもどんどん入って行くので楽ですね。むかしは券売機でもたもたしていると途端に後ろに列ができたものだけど、「切符を買う人」というのも昔ほどいないので、そういう意味でも気が楽です。

 そんなわけで少し軽くなったお財布を持って飯田橋へ。
 頭の中になんとなくある地図と、なんとなく覚えていた「富士見」という地名と、だいたいの方角を頼りにずんずん歩く。基本、立ち止まって迷ったりしません。右に曲がるべき道を、ひょっとしたら見逃して通り過ぎてしまったかもしれないと思っても戻らない。どんどん歩いて次の曲がり角を覗く。
 ジャン。階段と看板。
 やっぱり通り過ぎていたらしい。この階段を上ったら、右に曲がって少し戻りましょう。
 すると右手に立派な鳥居が。
 写真で見るとどこか郊外にある大きな神社のようですが、ビルに囲まれた割と小さめの神社です。
 まず手水舎で心身を清めます。
 このすぐそばに「東京大神宮参拝のしおり」という冊子が置いてあり、参拝の仕方が丁寧に書かれていました。ほかにも、心構えなどが書かれた看板もあり、とても親切というかなんというか、もしかしたら最近の若い人の作法を見るに見かねてなのかな……と思ったり。
 ご自由にと置いてあるので玉串奉天をして、振り返るとずらっと行列ができていました。年頃の女性から年配の女性まで、とにかく女性ばかりです。まず「玉串奉天の仕方」という図解を見てからなので行列もなかなか進まないのですが、みなさん真剣に心を込めていました。

 近年、縁結びのパワースポットとして注目されて、参拝者が増えているのだと思われます。おみくじも「恋みくじ」、絵馬やお守りも縁結びが中心です。まあ、縁といっても男女の縁ばかりではないと思いますが。

 そういえば高校の時に修学旅行で行った京都の地主神社で、ペアの縁結びのお守りを買って分け合ったことがありましたけど、結局は大嫌いになって別れたのであんまりそういうのは、あれだなあ……いや、別れてもらうのに非常に苦労をしたから、縁がなかなか切れないという意味では効力があったのかな。

 さて、広くもない境内なのでのんびりもできず、目的の東京大神宮参拝はあっという間に終わってしまいました。
 まだまだお昼にも時間があるし、青空! 次はどこに行こう。
 靖国神社の方へ行って市ヶ谷か、神田川を渡って神楽坂の方へ行くか、はたまた黄色いタマネギを目指して九段下か、あるいは……。

 というわけで、久しぶりに歩きながら写真をたくさん撮ったので、続きは後日また。

posted by sakuraicomments(0) trackbacks(0)  あいづち
  1 / 77 PAGES  >>
アルバイト求人探すなら