小風邪

2019/ 12/ 03 (火)

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 風邪をひいたらしい。日曜日から、ちょっとずつ色んな症状が出ているが、それぞれ本当にちょっとずつで、なんとなーく万全じゃないことだけが分かる。ぞわぞわとした、いやぁ〜な感じだ。

 

 いやぁーな感じといえば、「そこに居ない人の話」にどう対応したらいいのかというのがある。悪口、陰口、噂話ならば、そんな「場」を見限ればいいだけの話だが、そこまで下品でもない、なんというか、Aさんに関する共通認識を、Aさん以外の仲間で互いに確認し合う、「私の知っているAさん発表会」みたいなものが始まると、その流れに乗り切れない私がいる。

 

「Aさん、この間、こんなこと言ってたわ」「へぇー、そうなんだー、意外」「私が知ってるのはこんなことよ」「うそ、そうなの? すごいのね」「でもこうだったりもするよね」「わかるわかる」……と盛り上がる。私も一緒にニコニコして聞いている。知らないことを知るのは正直言って楽しい。

 

 そして、みんなとは他の場所でAさんと係る私は、また別のことを知っている。秘密でもないし、悪口にもならない話だとは思う。きっとみんなは「わぁー、そうなの?!」という反応をするだろう。でも、だからこそ、言わない方がいいかもと、もうひとりの私が制する。もちろん、Aさんに「みんながこんなこと言ってました」と言う気もさらさらない。

 

 そんなふうに、誰とも共犯者にならず、知るだけ知っておいて、あっちにもこっちにもいい顔でいようとする自分を、なんとなくいやな奴だなーと思う。

 

 と、ここまで書くのにも時間がかかったし、例えばと、その具体例(に代わる話)を考えていたら、あっという間に夕飯の支度の時間になってしまった。ブログにはいつも時間がかかる。もっと簡単に、「これ」を言った(書いた)方がウケる(面白いという意味ではなく)んだろうなとは思うのに、そう知っているからこそ言えなく(書けなく)なる。ブログのタイトルだってそうだ。「これは面白そうに見えるタイトルだ。でも、内容は大したことない」と気づいてしまえば、却下する。人がクリックしたくなるようなワードは、知っていて入れないようにしている。まるで、読まれたくないみたいだ。

 

 バリアを張ってる?

 

 それこそ簡単に言えば「人がしているのを見て嫌だなと思うことはしたくない」という、ただそれだけなんだけど、それだけじゃない気もしている。なんとなく、いやぁ〜な感じ。

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